今日の英語のお題は、ワークアンドライフバランスについて。
ワークアンドライフバランスとは、文字通り仕事とプライベートのバランスをうまくとって、生活を豊かにするという考え方で、ある意味当然なことですが、これまでに日本にはなじまなかった考え方でもあります。
もともと日本の仕事文化として、たくさん働くほどよい、残業するのは当たり前、ということがあったので、プライベートの充実といっても実感がわかないのかもしれません。
その一方、働きすぎは健康やモチベーションに悪影響を及ぼす恐れもありますし、個々の従業員にとっても、また会社にとってもマイナスの効果があります。
セッションでは、辛いときにはカウンセラーやセラピストに相談するのがいい、という指摘がありましたが、特に中高年層は、働きバチ文化だし、人に相談することに慣れてもいないので難しそうかも、という話をしました。
やはり人に弱みを見せるのはそれなりの覚悟が必要ですし。
また、辛いときにも頑張れるよう、愛する人の写真を机に飾ったり、財布に入れたりするのもいい、と言われました。
ちょっと恥ずかしいですけど、そのうち財布に忍ばせておこうかと思います。
机に飾るのは恥ずかしいですけどね。
さきほど知人と話していたら、最近は働き詰めでミスも増えて効率性も低下しているうえ、いろいろなことについて考える余裕がなくなったそうです。
仕事も大事ですが、それを支えてくれる家庭や、自分自身について考えることも必要なこと。
理想論かもしれませんが、やはり自分や家族のための時間は確保して自分の心身を守りたいですね。
そういえばAPEC関連のニュースでオバマ大統領を見たらすごく白髪だらけになっていた気がします。
さぞかし心労がたまっているのだろうと拝察しますが、大統領も少し休んで心身をリフレッシュしてもらったほうがいいかもしれません。
苦しい政治状況が続きますが、まだ米国・世界の希望の星だと思っていますので。