世界でもっとも有名な会社の一つ、IBM。
IBMの実質創業者として知られるトーマス・J・ワトソンは世界一のセールスマンと称されたそうですが、彼の哲学の一つに、「失敗は敵ではない」というものがあります。
成功の秘訣を聞かれた際には、「簡単なことだ。失敗の率を二倍にすればいい。失敗は敵だと考えがちだが、それは全く違う」と答えたそうです。
続けて言うには、失敗というのは成功の方程式の不可避な一部分であるだけでなく、不可欠で前向きなステップである、と。
仕事で失敗しては落ち込んでしまう自分にとっては人生の素晴らしいヒントになりました。
また、高みを目指す人は必ず失敗するものだとも言っています。
これも本当にその通りだと思いました。
これについてどう思う?と聞かれたので、「全く賛成。例えば自分の場合だと、IELTSで失敗したと思っているが、それは高い点数を目指しているからであり、低い点数でよいのなら失敗したとは感じない。失敗を感じるのは高い志があるからだ」と答えました。
同じ失敗を繰り返すのは愚かだけれど、失敗を恐れて高みを目指さないのもまた愚か。
どんな偉人も失敗を繰り返し、それを乗り越えているのだと思い、失敗にめげず自らの高みを目指したいと思います。