大沢親分こと大沢啓二元日本ハム監督と日本プロ野球最多安打記録保持者の張本勲氏、そして面白いコメンテーターのやり取りが見どころの「サンデーモーニング」(TBS)。
私は見ていませんが、5月23日の放送で、張本氏とコメンテーターでジャーナリストの江川紹子氏が、楽天・岩隈投手の降板について意見の違いがあって気まずくなったそうです。
・・・で、江川氏は長期の休暇となったそうです。
江川氏によると、張本氏が江川氏の発言に腹を立て、江川氏を出演させないようTBSに求め、江川氏と話し合いの結果、長期の休養となったとのこと。
岩隈投手が途中降板したことについて、「エースは完投すべき」とした張本氏に対し、江川氏は「え~」と驚いた後、途中降板もありなのでは?と意見を呈したそうです。
片方の当事者の発言しか得ていないので、状況が正確かどうかはわかりませんが、事実だとしたら、TBSと張本氏はちょっといただけないですね。
まあ、理論家として名高い張本氏には野球の専門家としてもプライドがあったのかもしれませんが、一般人が自分の意見を述べるのを妨げる権利はありません。
まして、テレビ局に圧力をかけて反対意見を封じ込める、というのはテレビ放送の存在意義さえ揺るがせる行動です。
TBSも、自分たちの権利・権益を「報道の自由」という盾で守るのであれば、今回の問題に対しても、むしろ張本氏をなだめるべきであったはず。
話し合いがあった、ない、という主張の食い違いがありますが、結局のところ、TBSは張本氏に味方したようです。
今後、真実が明らかにされてほしいものですが、現段階では、TBSにがっかりですね。
今のところは、TBSと張本氏に「喝!!」