今日、子ども手当に反対する母親のグループがデモ行進を行ったそうです。
曰く、「子ども手当で一時的に所得が増えても、将来の増税で無意味」だとか。
それよりは待機児童解消に努めてほしいとのこと。
国債発行については、「リカード・バローの中立命題」という有名な考え方があります。
リカードの中立命題とは、国債を発行しても、国民は将来の償還および利子負担を予想して行動するため、実質的には増税と変わらない、という考え方。
これを、世代間でも通用する(遺産効果)というのがバローの中立命題です。
すなわち、今はよくても子どもたちの世代で負担されるなら、やはり自分の負担と同じように行動する、という考え方です。
今回のお母さんたちの行動は、まさにバローの中立命題を具現化しているようで興味深いです。
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勉強になります。