ニュースサイトを流し読みしていると、面白い記事が目に留まりました。
なんと、玩具メーカー「タカラ」創業者・佐藤安太氏が、86歳にして博士号を取得されたということです。
これまでの経験を体系化したいというお気持ちだったそうですが、これはまさに国の宝だと思います。
日本では「現役」というと仕事をする60歳ないし65歳までで、それ以後は「余生」といいますが、イギリスでは、仕事をリタイアした後は自分の趣味やキャリアを生かした社会貢献などの活動にエネルギーを費やし、まさに命尽きるまで自分のしたいことをする人が多いそうです。
日本ではリタイア後したいことがなく、時間の使い方に困る退職者が多いようですが、このようなイギリスの風景や冒頭のような話を聞くと、自分の老後もそうありたいと、また日本の定年後社会もそうあってほしいと強く願います。
ちなみに、佐藤氏のお写真を拝見しましたが、かなりお若いです。
やりたいことにエネルギーを費やして輝いている人は、いくつになっても生き生きとしているように思います。