先日「王様のブランチ」で紹介されていた、江戸川区篠崎の本屋さんに行ってきました。
そこで、同じく紹介されていた本を購入しました。
タイトルは、「NASAより宇宙に近い町工場」。
中小企業のサクセスストーリーかな、と思って読んでみると、全然違いました。
これは、人生の指南書です。
北海道の小さな町工場では、本業とは別に、儲け抜きで宇宙開発を手掛けています。
これまでにロケットを発射したり、独自の施設を設けたりして、外部からも多くの見学者が来るとのこと。
なぜ、非常に難しく、お金もかかりそうな宇宙開発をやってみようと思ったのか。
それは「どうせ無理」という言葉をなくすため、だそうです。
諦めるということは、楽だけれども、可能性をつぶしてしまうガンであり、それは人(特に子供)に伝播して悪い影響を広げてしまう。そして、人生をつまらないものにしてしまう。
だから、一番難しそうなことをやってのけることで、諦めないことの大切さ、続ければいつかは夢がかなうということを証明したかったのだということでした。
書かれていることはシンプルだけれども、実践が伴っていて、とても感動しました。
ジーンとくる、というより頑張ってみようという高揚感を感じました。
自分なりに目標を持って生きていますが、「どうせ無理」という言葉は決して自分にも人にも使わず、可能性を信じようと小さな決意をしました。
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