今日は、銀行業務検定「営業店管理Ⅰ」の試験を受けてきます。
この科目は、銀行等の支店長や次長レベル向けの能力検定試験です。
年齢にしたら30後半から50歳くらいが対象なのでしょう。
で、なぜ私のようなペーペーで、しかも銀行関係者でない人間が受験するのか。
これには二つ理由があります。
一つは純粋に銀行業務に関心があるから。実は、将来留学した後には銀行業務もいいな、と考えています。
まあ、外からは面白そうに見えて内実大変なのが銀行なのかもしれませんが。
その中で、最も銀行業務全般を勉強できそうなのが営業店管理だと思いました。
特にⅠは範囲も広く、勉強するにはうってつけです。
もうひとつが、高い職位の人間の視点を身につけるため。
職務柄、会社のハイレベルでの懸案事項が耳に入ってきたりしますが、その中で「何が問題なのだろうか?」「そもそもどういう関係者がいるのだろう?」という疑問があったりします。
長年の経験が、このような課題に対する理解能力をはぐくんでくれるのでしょうが、やはりその場にいる人間として、理解できないというのは悔しい。
そこで、業界は違うとはいえ、支店長という高い職位の人を対象にした試験なら、そういうことに対する理解能力も多少は身につけられるのではないかと思いました。
幸い、職務上の経験や証券アナリストの試験勉強などで、銀行業務や法令・検査マニュアルについては土地勘があるため、問題集はある程度理解できました。
試験は完全記述問題で、合格点は60%。合格率も高いので、リラックスして受験してきます。
まわりはオジさんばかりでしょうから、変な眼で見られるのでしょうが、そこは覚悟しておきましょう。