アカデミー賞の8タイトルを受賞したビッグタイトル「スラムドッグ・ミリオネア」。
昨日、「余命1ヶ月の花嫁」を見て、もっと社会にある問題を感じたいと思い、また話題の映画ということで見ておきたいと思い、ついでに今日は1日で料金が1,000円と安かったので見に行きました。
感想を一言で言うと、スラムの現実はすごく壮絶で、そこで生きている人は非常にたくましいということ。
マフィア映画は苦手なので、ちょっときつい個所もありましたが、スラムの過酷さとエネルギーが非常に伝わってくる作品でした。
主人公は正直者なのですが、生きていくために詐欺や盗みやいろいろやっていきます。
そのあたりも非常にたくましいと思いました。
普通の日本人にはなかなかできないです・・・
で、主人公はある目的を持って、日本でもおなじみの「クイズミリオネア」に出場します。
インドでも出場は難しいようですが、運良く出場できます。
そのミリオネアの問題を通して彼の過ごしてきた時間が振り返られます。
大きなエネルギーを与えてくれるとともに、「スラム(南北問題)」という社会問題に改めて思いを至らせてくれた素晴らしい映画でした。