メリルリンチ日本法人の小林いずみ社長が、世界銀行グループのMIGA(多数国間投資保証機関)の長官に内定したそうです。
(MIGAのニュースリリースはこちら)
MIGAとは、投資におけるカントリーリスク(非商業リスク)を保証することで、発展途上国への直接投資を促すことを目的とした機関です(MIGAについてはこちら)。
過去には野村證券の元副社長、寺澤芳男氏もMIGAの初代長官を務められています。
氏は文才にもたけておられ、私も著書『ウォール・ストリート日記』を読んだことがあります。
米国のビジネスマンは自由だなとつくづく思いました。
途上国にとって、直接投資の呼び込みは喫緊の課題(特に先進国の経済が混乱しつつある現在ではなおさら)ですが、小林新長官のもとで、MIGAがどのような活躍を見せるのか、期待したいところです。