永遠平和のために

今日、日経夕刊のコラムに面白い記事が載っていました。

コラムそのものの趣旨は忘れましたが、そこで紹介されていたカントの「永遠平和のために」という著作の内容に目をひかれました。

曰く、「商業精神と戦争は両立しない」。

カントは、戦争をしない平和より、戦争ができないことによる平和を考えていたようです。

学生の頃から、政治・外交による平和ではなく、経済関係の構築による平和(経済安全保障)について関心がありましたが、このカントの思想はまさに私が考えていたことに合致するようです。

とはいえ、民族・宗教感情が経済性に優越することはままあるので、経済だけによる平和・安全保障は難しいのですが。

また読まなければいけない本ができました。

私が投資信託会社に入社したのも、国際投資を通じて国際社会への貢献がしたかった、というのが一因です。

投信で集めた資金を途上国に大量に投資して、経済発展を促すとともに、豊かさを失うリスクを大きくさせて、戦争を抑制する。

いつかはこんな夢もかなえることができたらいいな。

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