13日、EU27か国と中東・北アフリカ16か国がメンバーとなる地中海連合の設立が合意されたとのことです。
主に経済協力や安全保障について協力していくのだとか。
もともと、フランスのサルコジ大統領の選挙公約でもあったらしく、各方面の反発もありながらもなんとかまとめきったようです。
地中海連合には欧州・北アフリカ・中東の架け橋の役割が期待されているようですが、加盟国が友好関係を築けたら、世界平和に多大な貢献をすることは間違いないでしょう。
サルコジ大統領には様々な評価がありますが、東アジア共同体構想を長年掲げながら遅々として進まない日本をはじめとする関係国指導者と比べると、そのリーダーシップは高く評価されるべきものでしょう。
こうして欧州が世界におけるプレゼンスを高めていく中、どうする日本?
それにしても、昔はガリアと呼ばれていたフランスが、今や地中海世界のまとめ役とは・・・
かつてガリアを征服し、ローマの勢力下におさめたカエサルはどう思っているのでしょう?