「社会貢献型」商品が人気?

最近、「社会貢献型」の金融商品が売れているようです。

例えば、信託報酬の一部をNPO団体に寄付する投資信託など。

いわゆるSRI投資信託と呼ばれるものですね。

そのほか、国際機関等が発展途上国を支援するための資金調達の受け皿となる債券(例えば、世界銀行が発行し、大和証券が販売する「ワクチン債」)などの金融商品などもあります。

このような動きは金融商品のみならず、売上の一部を発展途上国の支援に充てる「1ℓ for 10ℓ」運動を展開しているVolvic(「1ℓ for 10ℓ」運動のページはこちら)や、売上の半分を販売しているホームレスの人に分配する「Big Issue」などの商品にも見られます。

最近の若者の特徴の一つに、社会問題への関心があると言われていますが、このような形でこういう層を取り込んでいくのは社会にとっても、企業のマーケティングにとっても重要になっていくのでしょうね。

ただ、SRI商品は、証券会社では必ずしもウケが良いわけでもなく、商品を組成する投信委託会社としては工夫のしどころです。

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