本日、金融庁が野村證券および生命保険会社10社に業務改善命令を出しました。
(金融庁の報道発表資料はこちら)
野村證券については、社員のインサイダー取引に関する内部管理態勢の不備、生命保険会社については支払漏れ問題に伴う業務管理態勢の不備が指摘されています。
昨今、会社法・金融商品取引法などにより内部管理態勢の必要性が増してきていますが、今回の業務改善命令はこのことを明確に表しているといえるのではないでしょうか。
これまで、企業の花形といえば、マーケティングや宣伝・広報、ファンドマネージャー、商品開発といったフロント部門が主でしたが、これからは監査やコンプライアンス・法務といったバック部門にも従業員自身の関心が向けられるようになってほしいですね。
私もかつてはフロント希望でしたが、現在はバックの業務が大好きです。
バックの業務は一見地味なように見えますが、やってみると結構面白いものです。