英国王のスピーチ

今日はずっと楽しみにしていた「英国王のスピーチ 」の公開日。

GMATの授業も終わらせて、レイトショーで観てきました。

主人公は、第2次世界大戦中の英国王であり、現エリザベス女王の父であるジョージ6世

ジョージ6世は若いころから吃音持ちで、王族としての公務をこなす支障になっていました。

何が何でも治さなくては思ったジョージ6世と妻エリザベス妃は言語療法士を探し回りますが、なかなかうまくいきません。

そんな中出会った、ちょっと風変わりな下町の言語療法士との出会い。

ここから物語が始まります。

王族と下町の言語療法士という身分の壁を越えた交流。

ジョージ6世に次々と降りかかる苦難。

一つ一つの過程の中で少しずつ変化を遂げるジョージ6世。

それを言語療法という役割と、もう一つ大切な役割を通じて支える言語療法士ライオネル・ローグ。

ちょうどこのころ、欧州はヒトラー率いるドイツが勢力を急速に拡大するなど風雲急を告ぐ状況で、ジョージ6世は国王として国民を鼓舞しなければなりません。

二人の努力は実を結ぶのか。感動のクライマックスです。

この映画は史実に基づいて制作されているそうですが、こういう視点から歴史を描くというのは非常に面白いと思いました。やはり国王と言えども人間。いろいろ悩みがあるんだと思いました。

ジョージ6世は見事国民を鼓舞し、第2次世界大戦を乗り切り、その後も国民に愛された王として知られています。

また、エリザベス王妃もすごく国民に人気があったそうです。

日本ではちょうど昭和天皇 と活躍した時期が重なりますが、人格的にも似た面が多いように思います。

例えば、戦争の中疎開を勧められても決して逃げなかったこと。

親しく各地を訪問し、国民を勇気づけたこと(日本では戦後から)。

このような人格のため、二人とも国民に敬愛されています。

また、参加にあった国々の独立を見ているという点でも共通ですね(インド・韓国など)。

ジョージ6世を主人公にし、歴史と絡むという点でも面白かったですが、一人の人間が吃音の矯正を通じていろいろな面を吐露し、吃音だけでなく内面全体を改善・克服していくというストーリーに感動しました。

また、吃音矯正の中で英語の発音の矯正もたくさんされていて、やはり発音というのは大事なんだと改めて思いました。

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英国王のスピーチ への2件のフィードバック

  1. えんじゅ のコメント:

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    見事獲りましたね、アカデミー賞o(^▽^)o
    僕も近いうち観に行きたいです。

  2. ゆーけー のコメント:

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    >えんじゅさん
    ソーシャルネットワークとの激戦はすごかったみたいですね。
    是非見てみてください。
    ソーシャルネットワークもそのうちみたいです。
    ここまで来たらDVDを待った方がいいか?

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